【御朱印】坂東三十三所:第31番 笠森寺
【巡礼日】 2018年6月17日
【札所/山号/寺号】
第31番札所 大悲山 笠森寺
【宗派】
【ご本尊】
十一面観世音菩薩
【御朱印】
【ひとこと】
市営の駐車場が参道入り口にあり、アクセスは良い。観光客も多く訪れる人気スポット。参道は両側を苔生した崖に覆われた小道として存在し山寺の雰囲気を醸し出す。ここは「笠森寺自然林」として国の天然記念物に指定されているとのこと。駐車場から繋がる参道が一般的だが、ここは女人坂。本来の参道(男坂というらしい)は駐車場とは少し離れた場所から繋がっている。往きは女人坂、復りは男坂を歩いてきたが、両道とも趣あり。両坂が合流したところには「子授楠」。幹の穴をくぐると観音様が居られお祈りすると子宝に恵まれると言うので、私も潜ってきた。参道をさらに行くと風神雷神が守る二天門。さらにその先には国の重要文化財である本堂。ここは「四方懸造(かけづくり)」と呼ばれる建築様式で、岩の上に柱を立て、その柱だけで御堂を支えている。地上16mの御堂からの眺めは最高。京都清水寺の「清水の舞台」も懸造のようだが、これは岩に堂をせせり出して建てられているのと対照的に、笠森寺の堂は四方を柱で支えて岩の上に建てられているということで珍しいもののよう。ここは一見の価値ありのお寺さん。おすすめ。
【所在地】
千葉県長生郡長南町笠森302