【読書レビュー】平成政権史
【読了日】 2019年5月15日
【書籍タイトル】
【著者/出版社】
芹川洋一/日本経済新聞出版社
【発刊/版数】
2018年11月8日 第一刷
【自分流この本の本質は?】
『政権は権力闘争に始まり権力闘争で終わる』
・裏で糸引く者がいる
・裏で絵図描く者がいる
・途中でイモひく者がいる
・裏でチンコロする者がいる
・ただの神輿になる者がいる
・独りでやり抜く者がいる
(※俗語が入っています)
【要約】
1989年1月7日に昭和天皇が崩御され、翌8日から平成がはじまった。当時小学生だった僕は、ふ~んくらいの感覚しかなかった。
歴史には、これが節目だった、という年がある。自身の人生を振り返ってみても、そういう年があるはずだ。
著者は、「すべては平成からはじまった」と言っており、それは6つあると言う。
第2に、政治。与党自民党体制の崩壊。
第3に、経済。失われた○○年の始まり。
第4に、安全保障。冷戦終結、米国との関係見直し。
第5に、社会。インターネット普及による世界の狭まり。
第6に、人口減少。少子高齢化。
本著では、そのタイトル通り、第2の話題が細かく、分かり易く書かれている。
時の内閣が何をやったかは本著を読めば十分分かる。
安倍内閣が今年11月で憲政史上(大日本帝国憲法公布以降)最長となるそうだ。
「ポスト安倍は安倍」と言われているそうだが、令和の時代、課題大国日本はどう動いていくのだろうか。
ピンときた方は是非!
【あとがき】
こういうドロドロした人間の様、案外好きです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。