【読書レビュー】1万円起業
【読了日】 2019年4月19日
【書籍タイトル】
【著者/出版社】
【発刊/版数】
2014年1月6日 電子書籍版
【この本の本質は?】
自分の才能×好き=「他人の価値」が成功の秘訣
【要約】
アメリカ・カナダ65都市・世界15ヶ国・1500名以上の起業家からの聞き取り調査の結果を基に、起業成功の秘訣を解いた本。
起業は情熱だけでは成立せず、以下の場合にビジネス機会があると言う。
(情熱+スキル)×(問題+市場)
スキルとは、本業以外で得た能力(もちろん本業でも良い)や、元々本人が持っている才能(これは得てして本人は気づいていないことが多い)。得意なコト・苦なくやれてしまうコトと言っても良いかもしれない。問題とは顧客にとっての問題、悩み事、実現したい課題。
顧客が欲しがるものと顧客が欲しい“と言うもの”は違う、ともありその境界を見極めることが大事だと言う。(※私の解釈:車を買う場合。顧客は、「カーナビはもちろん、オーディオやTVもついてて、あ、TVは後部座席にも付いてるといいな、子供が飽きないし。んで自動運転機能が付いてて、今の時代だから電気自動車が良くて、キャンプよく行くから荷物もたくさん積める方が良くて。あ、それとホイールはアルミで、バンパーガードやフォグランプも付いてた方が良いな、かっこいいから・・・」。と欲しがるが、結局買うのは、「電気自動車でカーナビ付き」だったりする)。
起業の一番の大敵は心の迷い。計画 < 実行であり、小さくてもまず始めよう(※私の解釈:これも本人のタイプに拠ると思うので安易に従わない方が良いかなぁ)。
ともかく、副業解禁・人生100年時代に突入したわけで、ベイビーステップでも良いから本業以外で儲けることは誰しも考えていかないといけないことは事実。その取っ掛かりの1冊に良いと思います。
ピンときた方は是非!
今回は赤ペンチェックなし。
【一言であとがき】
実はこの本を使ったオンライン読書会に参加しました。オンラインでも成立するものですね。
最期までお読み頂き、ありがとうございました。